Ｎｏ、１２２　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０３、３、１１

徳間ドッジボール愛好会

　ステージには、昨年度から今年度にかけてレインボーキッズが獲得したトロフィーや優勝杯が並び、会場全体にはまだ北信越大会優勝の興奮も漂っていました。

　事務局さんの開会の言葉に続いて塚田コーチからお祝いの言葉が送られました。

「強くてやさしい選手、人と人のつながりを大切にしたチーム、将来に夢を持ち努力する愛好会をめざしたい。レインボーキッズはその土台をしっかりと築いてくれました。ありがとう！」

「来年は僕たちもレインボーキッズの後に続いて、全国大会に出場します。」

　力強い言葉が聞こえてきました。

「練習がつらくて何度もドッジボールをやめようと思ったけれど、ここまでやってきて良かった。」

「監督･コーチの皆さんが熱心に教えてくださったお陰でここまで来れました。お父さん、お母さんたちにも感謝したい。」

　心のこもったメッセージでした。

　小池コーチの音頭で、カンパーイ！

　祝宴のトップバッターはビクトリーキッズのキャプテン小林君のバイオリン演奏「カノン」。お母様と二人で息の合った二重奏でした。会場はシーーンと静まり返り、その美しい響きを堪能しました。

　続いて、同じくビクトリーの松下君のピアノ演奏「ロンド」。しなやかな指が鍵盤の上を滑るように移動していきます。演奏が終わると、ため息と共に割れんばかりの拍手の嵐。普段はめったに聞けない芸術鑑賞となりました。

　こうして、みんなで飲んで食べて、歌って、笑って…、宴会は進んでいきました。（そして、傍らでは我が子とレインボーキッズの成長に感極まって涙ぐむ母親の姿も。）

　最後に、後輩から先輩へエールが送られ、全員で「１、２、３、ダァー！！」

　今年も愛好会から卒業生が巣立っていきます。

「どんなときも　どんなときも　僕が僕らしくあるために…」

　自分を信じ、夢を追い続けてほしい。自分の道を進んでほしい。そして、疲れて迷って…、立ち止まった時。そんな時は、またドッジ愛好会をたずねてほしい。徳間小の体育館に立ち寄ってほしい。

　愛好会はいつでも君たちを待っているよ。