No、24                       00、11、9

愛好会通信

徳間ドッジボール愛好会

 

子どもとチームの成長は「行きつ、戻りつ」

――ファイヤーキッズ、JA杯北信大会で惜敗――

 3日(祝)南長野運動公園体育館において、JA杯北信大会が行われました。ファイヤーキッズが出場しましたが、予選リーグ2勝1敗で惜しくも決勝トーナメント戦へ進むことができませんでした。結果は以下の通りです。お忙しいところを応援に来て下さったご家族の皆様、ありがとうございました。

 

(予選リーグ戦)

ファイヤーキッズ 対 平岡小学校6年  10:4

ファイヤーキッズ 対 井上マッチ    8:6

ファイヤーキッズ 対 戸倉っ子2000   5:6

 第1試合は精神的に緊張感があり、動きに固さとミスが見られました。しかし、気迫のこもったアタックと確実なキャッチで相手を圧倒し、大差で勝つことができました。

 第2試合は中盤までアタックとキャッチが連続し、1点を争う緊迫したゲームになりました。後半、2点リードされた段階で外野から田崎君がアタックを決めて内野へ復帰し同点、続いて高口君のアタックで逆転。その後は、中山、原、滝沢、野村君の好キャッチの連続でしたが、終了間際に田崎君のアタックが決まって2点差で勝ちました。

 第3試合は序盤で田崎・高口の外野コンビの連携攻撃が鮮やかに決まって3点をリードし中盤に入りました。お互いに一進一退の緊張したゲーム内容でしたが、終盤でキャッチミスが連続し、逆転されてしまいました。残り5秒の時、外野から田崎君がアタックし、主審もアウトコールして再逆転かと思われたのですが、相手選手がきわどい所でキャッチを成功させた瞬間をラインズマンが見ていて、ゲームは中断してしまいました。審判団の協議の結果、田崎君のアタックは不成立となり、結果的には1点差で負けてしまいました。

 この際どい判定をしたのは中学生のJr審判でした。本当に良く見ていました。そして、この判定は正しかったのです。

 ファイヤーキッズは予選リーグで敗退し、決勝トーナメント戦へ進むことができませんでした。

 先月22日の「JAながの大会」での成果からすれば、一歩後退のように見えますが、そもそも子どもとチームの成長は『行きつ、戻りつ』なのです。かと言って、完全に元に戻ってしまったわけではありません。少年たちの心と体はこれまでの大会での経験を糧にして、確実に成長しているのです。

 1点の重み、5秒の価値、そして「1セットマッチ」のきびしさ。そういう試練と真正面に向き合ってほしいと思います。「3セットマッチ」のきびしさを「ながの大会」で体験し、また、「1セットマッチ」のきびしさに戻ったのです。

 もう一度、練習は再出発です。基本から練り直しです。

 この大会で学んだことは次の点です。

                                         1点を争う緊迫したゲームの中で一人一人が気迫で負けないこと

                                         相手のアタッカーの投球に向かって行く積極的なキャッチ力の養成

                                         1セットマッチに実力を出すためのチーム全員の集中力

 

【 練習や大会参加を支えてくださった保護者の皆様に感謝 】

 子どもたちはこれまでJA杯大会に向けてがんばってきたわけですが、それを陰で支えてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

 特に、徳間小学校の体育館が使えない時期、事務局の小林さん、原さんはじめ当番の保護者の方々には、練習会場(浅川、古里、フィットネス体育館)の確保や戸締り等、いろいろと面倒をみていただきました。また、会場までの選手の輸送のため自家用車を提供してくださった皆様、ありがとうございました。

 子どもたちにも話しましたが、こうして計画的、組織的に練習をきちんと積み上げることができたのは、保護者の皆様の日頃のご支援とご協力があったからこそです。大会での結果は誰の目にも見えますが、こうした保護者の皆様の陰のご努力はなかなか目に見えません。改めて感謝申し上げます。

 

みんながんばったね、記念音楽会

 7日(火)、徳間小学校創立20周年の記念式典と音楽会が行われました。愛好会のみなさんもクラスや学年の友だちと力を合わせて、一生懸命に取り組んできた様子がよく分かりました。

 ドッジボールをがんばれるということは自分の生活をしっかりするということを土台にしています。自分の生活とは、家庭と学校の生活です。この1ヶ月間、徳間小学校の体育館が練習で使えなかったのは、学校全体で音楽会の練習に力を入れていたためです。当然、学級生活は音楽会への取り組みが重点になっていたはずです。

 愛好会の一人一人がどれだけこの音楽会への取り組みをしっかりやっていたかを当日のステージ発表を見ていて感じ取ることができました。

 4年生は「音楽で行こう!世界一周旅行」。指揮をする正村先生や金子先生の方をしっかり向いて、元気いっぱいに演奏していました。5年生は「あたまの上に空」「トリッチ・トラッチ・ポルカ」。高学年らしく歌詞の意味をとらえて、噛み締めるように歌っていましたね。器楽演奏も早いテンポにも遅れないようにと、練習を積んできた様子がよく分かりました。

 音楽会の“顔”は、やっぱり6年生の学年合唱です。「Sing Together」すばらしかったです。学年が一つにまとまっていました。120人が一つのハーモニーを作ることはとても難しいことですが、それができた時には観客を感動させることができるのです。

 音楽会でがんばった力は、必ずやドッジボールをがんばる力につながっていくことでしょう。

 

 創立20周年記念パンフレットの中に愛好会の一人一人が夢や願い、思い出が載せられていました。いくつか紹介しましょう。

 サッカー選手(和也)オリンピック陸上選手(奨)ドッジのコーチか監督(祥平)人思いで、やさしい人になりたい。(俊太郎)人にやさしくて、べんきょうができて、なんでもがんばる人になりたい。(晴規)べんごしになる。(弥生)サラリーマン(裕治)

 ドッジボールで優勝したい。(貴文)いつも元気でいたい。(貴斗)一日大事にしていこう!(桧山)どんなことも最後まで努力(紘充)友情をわすれずに(昭平)練習(英雄)みんなで登山をのぼれてうれしかった。(貴利)ウォークラリーで歌を歌って楽しかった。(竹腰)

 コンクール 力いっぱい 歌ったよ(一真)

 さぁやるぞ 大きく息すい ステージへ(基)

 ドッジボール 気迫の一球 投げてやる(裕翔)

 なんでも人まかせにせず、なるべく自分まかせにする事(龍太)

 残りの半年くらいで卒業するから6年生として、委員会やクラブを一生けん命取り組んでいきたい。(誠也)

 

《 今後の予定 》

11月9日(木)

4:30〜6:30

この日からまた、徳間小学校の体育館が使えます

11日(土)

1:00〜4:00

鍋屋田小(6年男女)チームが練習試合に来ます。

16日(木)

4:30〜6:30

 

18日(土)

1:00〜4:00

ファイヤーキッズは若槻小に練習試合に行きます。(1時45分出発、5時まで)

23日(木)

1:00〜4:00

祝日のため

25日(土)

1:00〜4:00

 

30日(木)

4:30〜6:30

 

12月2日(土)

1:00〜4:00

 

ファイヤーキッズとドリームキッズは川中島小へ練習試合に行きます。(12時30分出発、5時まで)

            18日(土)はブラスバンド部の練習がなくなったため、1時から体育館が使えることになりました。