No、254                            06、01、09

 愛好会通信 

徳間ドッジボール愛好会

 自己表現は自分らしさの発見、自信 

 新春恒例の夢の舞台、「第5回ドッジやろうぜ!杯大会」が春日部市ウィングハットで開催されました。関東地域はもちろん、遠くは三重・岐阜・富山・宮城から合計40チームが集い、すばらしい交流の輪が広がりました。こうした大規模な大会を運営するためにはスタッフの皆様の並々ならぬ努力、ご尽力があったと思います。実行委員の方々、主催チームの皆様に厚く感謝申し上げます。

 

 開会式で実行委員長の太田伸哉先生から大会の目的や今年のテーマが発表された。

自己表現

人間は自己表現するために生きている。

寝て、食べて、また寝るだけの人生なんて、つまらないでしょ?

自己表現の仕方は、人それぞれ違う。

君たちはドッジで自己表現しているんだよ。

 

力いっぱいのアタック。

ボールにくらいつくキャッチ。

仲間を思いやる声がけ。

そして、「勝ちたい!」という強い気持ち。

 

すべての力を出しつくした自己表現には、人を動かす力がある。

だから、大人たちは君たちを応援したくなる。

もっともっと自己表現しよう。

大好きなドッジで。

これを受けての選手宣誓に立ったスーパー中村ファイターズの主将の言葉もすがすがしかった。

「僕たちを支えてくれている監督やコーチ・家族への感謝の気持ちで自己表現したい。」

 

自己表現とは自分らしさの発見ではないだろうか。そして、自信を深めたり、時には取り戻したりすることではないだろうか。そのためにはチームのメンバーがお互いの個性を認め合い支え合って、チームワークを築き上げる過程を大切にしたい。一人の自己表現がみんなを動かし、みんなの支えが一人の自己表現を産み出すのだと思う。

 

トルネードキッズのY君。4年生の頃にはボールを投げてもなかなか10m届かず、キャッチした後は外野サイドへのパスに頼らざるを得なかった。しかし、これまで努力した結果、投球力の向上だけではなく、自分からアタックを挑むまでに気持ちが積極的になってきた。今大会でも、自分がキャッチしたボールを相手へ向けて全力でアタックしようとする姿が見えた。ボールは惜しくも相手の手前でバウンドして失速。Y君は足を踏み鳴らして悔しがっていた。

まさにY君の自己表現はこれまでの厳しい練習に裏打ちされた渾身の一球、そして自信の回復と成長の証し、これでは満足しないぞ!という更なる挑戦への決意ではなかったか。

 

 トルネードキッズのチームとしての自己表現も特筆するものがあった。

前日の交流試合ではまさかの7連敗。こんなはずではないという思いがメンバー全員の顔に表れていた。練習の成果を表現できないもどかしさ。初めて対戦する他県のチームにトルネードらしさをアピールできない悔しさ。

そんな反省の元に大会当日を迎えた。

予選リーグは初戦、積極的に内野からアタックする姿勢がチームに活力を生んだ。強豪スーパー中村F相手に中盤までリードを奪った。追いつかれても粘りを見せて果敢に攻め続けた。2,3戦は苦しみながらも接戦を粘って、後半に突き放して勝利。4戦目は全国優勝のブルーインパルスとの対戦。めったに対戦できない貴重な試合にひるむことなく臨めた気持ちが次の戦いへ弾みをつけた。

決勝トーナメント1回戦は前日の交流試合で2連敗を喫した西原ビクトリーが相手。パスミスもあったが、すぐに修復してリズムを取り戻すことができた。大舞台での落ち着いた試合運びが徐々にチームのものになってきた。

2回戦は強豪、島デビル戦。序盤からリードされるも、あきらめずにキャッチでしのいで外野からの反撃を待った。終盤、同点に追いついた直後に逆転されて2点差も、あせらず内野からアタックを決めて1点返すという着実な試合運びは・・・、トルネードが今大会で見せた最高のチーム自己表現だった。

安斉監督が常々言っておられる「負けても満足できる試合、次につながる試合」そのものだった。

 

こうして新春の埼玉遠征は大きな収穫を得て、新年をスタートすることができました。これも保護者の皆様の温かいご支援があったからこそです。とりわけ同行してくださった6名のママさんキッズの方々には、すべての行程と特に宿泊地で大変お世話になりました。

日本列島を襲った低気圧の影響で二日目には大雪の中を夜遅く到着しましたが、お迎えに来ていただいたご家族の皆さんが雪かきをして待っていてくださいました。本当にありがとうございました。

知事杯大会が目前です。愛好会の持てる力を100%発揮し、子どもも大人も最高の自己表現ができるように・・・、願っています。

 

【予選リーグの結果】

トルネードキッズ 対 スーパー中村ファイターズ(愛知)

6:9

トルネードキッズ 対 GTO☆ドラゴンズ(埼玉・宮城)

10:9

トルネードキッズ 対 豊岡ストライカーズ(群馬)

8:6

トルネードキッズ 対 ブルーインパルス明石(東京)

6:11

 

【決勝トーナメントの結果】

トルネードキッズ 対 西原ビクトリーV(埼玉)

11:6

トルネードキッズ 対 島デビルズ(岐阜)

6:7

 

優勝 ORBIT(三重)     準優勝 D..B(神奈川)

3位 島デビルズ(岐阜) Pchans(宮城)

ベスト8 ブルーインパルス明石(東京) ガッツ(愛知) 河和田ボンバーズ(茨城)

     スーパー中村ファイターズ(愛知)

 

【4年生メール通信より】

紅白戦や試合でのYくんの動きには目をみはるものがあります。特にボールの行く先をいち早く捉え、キャッチやバックアップ位置への移動が誰よりもすばやく出来ています。ボールの流れや仲間・敵の動きを判断して先を読んでいるのでしょう。コートを上から見るという感覚はなかなか体得できるものではありません。このまま司令塔に成長してもらいたいものです。

Kくんはここまでただ一人、練習も対外試合も皆勤賞!いつも真面目に一生懸命練習しています。そのおかげでキャッチ力が急上昇!家ではタオルを使って投球練習毎日100回!投球フォームもよくなり力強い球が来るようになりました。普段はおとなしいけれど練習でも試合でも大きな声で仲間を励まします。とても礼儀正しくいつでもどこでも気持ちよく挨拶してくれます。努力は決して人を裏切りません。再来年の日本一チームの中でカナメになっている存在です。

今日の練習には12人が参加しました。前半はあすなろ杯優勝をめざす3年生との練習試合。1試合めはまさかの引き分け、サドンデスでからくも勝ちました。2試合めからは11対3前後のスコアで4連勝、最後(6試合目)はゼロ(10対0)にして先輩としての貫禄を見せました。3年生の守りは粘り強く、猛アタックのキャッチやアシストキャッチをいくつも見せて体育館を湧かせました。あすなろ杯も期待できそうです。また、お母さん方や先輩も線審で協力してくれたため本番と同じ6人審判で試合できました。ありがとうございました。

(1月6日の練習の様子より)

            トルネードの埼玉遠征中にも4年生とフレンドリーのドッジボール活動が着実に継続されていることに感謝します。ありがとうございました。

 

《 今後の予定 》

 月  日(曜)

    内容

カギ当番

1月 11日(木)

5:15〜7:15

 

小林さん

高野さん

   13日(土)

1:00〜4:00

 

田中さん

渡会さん

   16日(火)

5:15〜7:15

 

鈴木雄さん

春原さん

   18日(木)

5:15〜7:15

 

鈴木真さん

金子さん

   20日(土)

知事杯大会(予選リーグ)

・・・・・

   21日(日)

知事杯大会(決勝トーナメント)

・・・・・

   23日(火)

5:15〜7:15

 

土屋さん

藤沢さん

   25日(木)

5:15〜7:15

 

泉さん

宮島さん

   27日(土)

1:30〜4:30

親子レクのため時間変更

佐藤さん

北沢さん

   30日(火)

5:15〜7:15

 

町田さん

山岸さん

2月  1日(木)

5:15〜7:15

 

戸谷さん

本間さん