No、322                            09、3、19

 愛好会通信 

徳間ドッジボール愛好会

 心に沁みた6年生を送る会 

 15日(日)。バーニングキッズの卒業を祝い、今年度の愛好会の活動を振り返る「6年生を送る会」を子どもとその家族、総勢80人で実施しました。

 揃いのジャージに前日のさよならドッジでいただいた金メダルを胸にした6年生が5年生のリコーダーの演奏(威風堂々)に合わせて元気に入場しました。後輩や保護者の方々から、「おめでとう!」「かっこいいぞぉ〜!」の声がかかりました。

いただいたトロフィーや賞状が並びます。

リコーダー「威風堂々」の曲で入場。

 

 愛好会代表(塚田)から激励の言葉がありました。

@    真剣勝負と交流活動の両立・・・精一杯努力しよう!

          厳しい練習に耐えて、成長した10人の勇士たち、卒業おめでとう!

          ライバルチームとの交流と真剣勝負・・・11回の優勝。知事杯大会(4年ぶり4回目の優勝)、NTT県大会(2年連続3回目の優勝)

          徳間の伝統をみごとに受け継ぎ、新しい歴史を築いてくれた。

A    子ども主体の活動「自主性・自己責任・向上心」・・明るく前向きに!

          フレンドリー時代から継続してきた「ドッジ大好き」の心。

          年間約150回(練習、対外試合)の活動日への出席率は約(95)%

          あいさつ、マナー、礼儀、「ありがとう」感謝の心・・・人間的な成長

B    監督コーチの集団指導・・・周りの人と協力しよう!

          土屋監督、泉コーチ、宮嶋コーチ、藤沢コーチ、4人のチームワークと情熱の勝利。

          お忙しいお仕事の合間に毎回練習に駆けつけてくださった。

          低学年通信や4年通信、5年通信、バーニングキッズ通信は合計300枚になった。

C    信頼を土台とした人間関係・・・人間の可能性を信じよう!

          事務局さんはじめママさんキッズ、保護者の皆さんのご支援、大会や県外遠征でも進んで協力していただいたこと

          PTA活動や学校側への信頼

          愛好会全員の団結、一丸となった応援、合宿や焼肉大会などのサポート

これは愛好会が創立以来掲げてきた4つの理念です。皆さんの今後の「人生の指針」になると信じ、この言葉を贈ります。

 

乾杯のご発声は、昨年卒業したファイターキッズの小林監督にお願いしました。小学校で頑張った経験を生かして中学で活躍してほしいと、励ましのお言葉もいただきました。

5年生から6年生へ送別の言葉が発表されました。

6年生はアタックもすごいし、カットもすごい。僕も何でもできるプレーヤーになりたい。」

「内野に欠かせない選手だった。ピンチのときも落ち着いていた。」

「胸を出して捕りに行くキャッチを見習いたい。」

「登校途中でもやさしくしてくれて、ありがとう!」

「仲間を励ます声が大きかった。中学へ行っても勉強や部活をがんばってください。」

「サンダーキッズも全国大会をめざしてがんばります。」

さよなら大会優勝のクス玉を割りました。

登校途中でもお世話になりました。

中学でもがんばります!

監督コーチに寄せ書きを贈呈。

 

 記念品贈呈の後、6年生から作文発表がありました。

          1年生の時、友だちに誘われてドッジを始めた。最初はボールが怖くて逃げてばかりいたけど、だんだん慣れて捕れるようになった。4年になって愛好会に入った。はじめはミニゲームが楽しみで来ていたけど、そのうち遊びたいという思いより勝ちたいという気持ちが強くなってきた。5年になると監督やコーチの指導も変わって練習も厳しくなり、途中でドッジをやめようかと考える時もあった。でも、6年生と全国へ行きたくて、やめなかった。(中略)6年ではNTT、AO杯、知事杯など優勝したが、北信越は決勝T2戦目で負けてしまった。さよなら大会ではがんばって優勝し、最後にいい思い出ができた。一年間いっしょに戦ってくれた5年生と応援してくれた皆さん、ありがとうございました。

          1年からドッジをやってきた。6年間やってよかったことは、今いる仲間と優勝をたくさんできたし、最後まで一緒にドッジを楽しくできたこと。印象に残っていることの一つ目は、3年生の時のたけのこカップ。予選リーグで全敗。『あ〜もうだめだ。』と思っていたけど、そこから奇跡の連勝で優勝したこと。二つ目は、さよならドッジです。準決勝と決勝は二つともサドンデスゲームとなり、今までにないくらいの緊張。その中で二つとも勝てたことは、すごいことだと思うし、幸せなことだ。三つ目は北信越大会だ。僕は足をけがしていたけど、その中でベスト8になれたのでよかった。全国へは行けなかったけど、この仲間といっしょにドッジをやれたことがうれしい。(中略)塚田先生、土屋監督、泉コーチ、藤沢コーチ、宮嶋コーチ、お家の方々、本当にありがとうございました。中学へ行ってもがんばります。

          1年のとき学校で配られたお便りを見てドッジを始めた。最初は2年生の投げる球が怖かった。2年になるとR君が入ってきた。R君はとても照れ屋で、いつもカーテンの陰に隠れていて、それをみんなで探した思い出がある。3年のときの「たけのこカップ」は予選リーグでビリだったけど、優勝できた。(中略)5年生ではファイターキッズでがんばった。あすなろ杯でも優勝した。いつも大きな声で応援してくれたり、ご飯のときにお味噌汁を作ってくれたり、他にも色々なことをしてくれたお母さんたちに感謝します。本当にありがとうございました。

          僕は3年からドッジを始めた。もうじき中学生、あっという間に4年間が過ぎた。4年から本格的なドッジをやり始め、泉コーチ、土屋監督、藤沢コーチ、宮嶋コーチ、安沢コーチなど、いろいろなコーチ、監督に鍛えてもらった。そのお陰でたくさん優勝することができた。本当にありがとうございました。今までいっしょに試合に出てくれた5年生、ありがとう! 来年こそは全国大会に出場し、優勝してきてください。そのときは部活を休んで応援に行きます。皆さん、今まで本当にありがとうございました。

          2年の頃に友達に誘われてドッジを始めた。これまでの5年間の思い出で、最も印象に残っているのは、一つ目に3年の頃の「たけのこカップ」です。予選全敗で『もう終わりか?!』と思ったけど、それから奇跡の復活で決勝戦もギリギリの戦いをしたこと。二つ目は、5年のときのNTT県大会です。ぼくはあまり試合に出れなかったけど、ファイターキッズの6年生と一緒にがんばったこと。そして、三つ目は6年最後のアップルランド大会。ベスト8でA☆Sキッズに負け、夏の全国には行けずに終わった。(中略)さよなら大会ではみごと優勝することができた。今まで指導してくれた監督・コーチ、一緒に戦ってくれた5年生、色々用意してくれた保護者の方々に感謝し、このドッジボール生活を終わらせます。

          2年生の3学期の頃に颯人君に誘われてフレンドリーに入った。4年からは愛好会に入った。一番印象に残る試合は北信越大会です。アップルランド大会で負けてから必死で練習してきた。辛い練習に耐えてきた。知事杯では3年ぶりの優勝ができた。でも、北信越大会では県内強豪の松本バージョンアップと対戦し、2セットとも接戦で負けてしまった。全国大会へは進めなかったけど、3年間みんなとドッジができて良かった。ありがとうございました。

          僕は3年生になってドッジを始めた。友達と一緒にドッジで遊んで楽しいなと思っていたら、よく分からなかったけど急に試合があって、試合に出た。いざ試合をやってみたら、キャッチできたときはうれしかったし、アタックも少し決められてから、試合が大好きになった。4年になると全国をめざすようになった。紅白戦で56年の速い球は少し怖かったけど、5年になったらボールが怖くなくなった。6年になると夏・春両方の全国大会に絶対行きたかったけど、行けなかった。楽しかったことは、NTT県大会で自分は一本も当たらないで松本バージョンの球を5本止めて優勝できた。4年間ドッジをやって本当によかった。楽しかった。

          僕がこの一年間でドッジボールから一番学んだことは、支えてくれている人たちへの感謝の気持ちです。特にさよなら大会は試合をしていても、45年生の力強い応援や試合をする前に場所取り、おやつの用意など、色々こなしてくれた保護者の方々、丁寧に指導してくださった監督コーチへの感謝の気持ちがたくさん込み上げてきた。この支えてくれた人たちのお陰で昨日のさよなら大会は優勝することができた。45年生は6年生の分まで来年、全国大会めざしてがんばってください。応援しています。ドッジボールは卒業するけど、ここで学んだことは次に進む道でも役立てていきたい。

          3年生のときからドッジを始めて、4年で愛好会に入った。一番印象に残ったのは、さよなら大会です。僕は2試合アタッカーをやった。1試合目は緊張したけど1本当てられてとてもうれしかった。三輪戦もアタッカーをやったけど、外野は慣れないけど途中でコケた人を狙おうとしたら、ずれて隣の人を当ててしまった。(中略)A☆S戦は負けそうになったけど同点になってサドンデス、緊張したけど外野から優太君が当てて勝ちました。決勝の七二会戦もサドンデスで、崇久君のキャッチと颯人君のアタックで優勝です。今まで応援をありがとうございました。

          ぼくがドッジを始めたのは2年の頃、拓真君にさそわれて入った。3年までは遊びのドッジだったけど、4年から本格的なドッジが始まった。印象に残っていることの一つ目は、アップルランド大会です。決勝トーナメントには行ったけど、準々決勝でA☆Sキッズに負けてしまった。昨日のさよなら大会ではA☆Sキッズに勝てたのでよかったです。二つ目は北信越大会です。予選リーグで光陽に負けたときはどうなるかと思ったけど、1位抜けできた。準々決勝ではバージョンに負けてしまったので全国へは行けなかった。今の5年生はがんばって全国大会へ行ってください。今まで本当にありがとうございました。

 成長した我が子の言葉に、思わず涙する保護者の姿があり、45年生のママさんキッズの中にも感動してもらい泣きしている方々も多数いらっしゃいました。

 

「みんな素直な子だった。」(泉コーチ)

審判服を贈呈します。(土屋監督)

 

 バーニングキッズの土屋監督のあいさつです。

6年生諸君、卒業おめでとう。

君たちと夢を追ってきた6年間は、うれしいこと、楽しいこと、つらいこと、いっぱいあった充実した時間でした。

 

1年の最初からいたのは、颯人君、拓真君、恒平君、拓夢君。上級生R君のものすごい球を喰らって涙を流したり、キャッチして大喜びしました。

2年の時、3年生と組んで始めて試合に出ました。2チームで準優勝と4位。おかしとジュースで乾杯しました。

3年のとき、たけのこカップで優勝。予選リーグ全敗から奇跡の逆転優勝で初めてのトロフィー。この年はテレビにも出演しました。

4年生。初めてユニフォームを着て出場した長野市選手権、真新しいユニフォームに感激したのが昨日のようです。サイド攻撃を練習し、チャレンジリーグでみごと優勝。

5年生になると、6年と組んで全国を目指しました。ファイターキッズは実力伯仲で壮絶なレギュラー争い。根性はすごかった。

そして、6年生。一番の思い出は宮城県遠征。仙台から乗ったローカル線で海が見えたとき、みんな歓声を上げて窓に群がりました。試合はいきなり111で、とんでもない所に来てしまったと青くなりましたが、喰らいついて6試合目にみごと勝ち、帰りの新幹線の中は大人も子どももドンちゃん騒ぎでした。

 

アップルランドと北信越は悔しかったね。特に、アップルで負けたA☆Sキッズとの対戦成績は261敗、A☆Sに負けたのはアップル1回きりです。相手は絶対に勝ってやろうと必死に努力してくるからそれ以上の努力をしないと勝てなくなる、絶対に油断してはいけないことを教えてくれました。人生のいい教訓にしましょう。

一番うれしかったのはNTT東北信の優勝です。君たちは敗戦を乗り越えて逞しくなり、予選リーグ清明戦は土壇場で追いついて引き分けると再試合で勝利、決勝トーナメントでもあせらずに勝ちきりました。そして、ここからバーニングの快進撃が始まりました。

5年生諸君、君たちに2つのプレゼントをしたかった。ひとつはメダル、もう一つは全国大会です。NTT県大会で金メダルを手にしたとき、「俺バーニングに入って本当によかったよ。」と話しているのが聞こえました。全国には行けなかったけど、全国は君たちの力でぜひ掴み取ってください。自信を持って挑戦してください。

 

バーニングは今年度11回の優勝を果たしました。そのうち県を制覇したのが4回(あすなろ・NTT・AO・知事杯)です。決勝戦は一度も負けなかったことがすごい。君たちは愛好会の誇りです。思いっきり輝きました。胸を張って卒業してください。

人生には何回も何回も新しいスタートがあります。成功は自信に、失敗は糧に、そして、ともにがんばった仲間を得て成長していくのです。新しい目標をもって、上を向いて胸を張ってスタートしましょう!

私も十何回目かの新しいスタートです。目標を持って仕事をがんばります。君たちと一緒に県制覇したことは、私にとっても自信になりました。私にもできるという気持ちになってきました。

徳間バーニングキッズのすばらしい子どもたち、ありがとう!

 

元気いっぱい4年の「ソーラン節」。

5年のリコーダー演奏。

宮嶋コーチのプレゼンテーション。

金星太郎ショー。熱演でした。

 

4年生のステージは「おどれソーラン」。軽快なリズムに乗って元気いっぱいに踊りました。手拍子が会場いっぱいに響きました。諸井コーチの「どっこいしょ!どっこいしょ!」の掛け声に励まされて、キッズリトルの子供たちはますます張り切って飛び跳ねていました。

5年生のステージはリコーダー演奏(ラバースコンチェルト)でした。学校で音楽や学級の時間に練習している成果が良く出ていて、美しいメロディーに感心しました。演奏が終わると、「アンコール!アンコール!」の嵐。なんと、貴重な演奏をもう一度聴くことができたのです。

恒例の電子紙芝居。今年は宮嶋コーチに作成していただきました。「バーニングキッズ物語」の映像一こま一こまに会場の参加者は目を見張りました。低学年の頃の幼い姿が映し出されると、「かわいい〜」の声が漏れました。学年を追って戦績が紹介されると拍手が沸きました。バーニングキッズの選手一人一人の成長と愛好会が掲げる理念の実際がよく分かる内容でした。続いて、金星太郎ショー。自身が作詞した歌「ふたりのドッジボール」を披露。会場からは手拍子が起こりました。

おやじキッズも歌声を響かせたよ。

徳間のポニョを歌ってくれたママたち。

 

今年のおやじキッズの出し物は長田監督の発案で「世界に一つだけの花」。手話を交えての熱演にママさんキッズからは激励の手拍手も起こり、会場は大いに盛り上がりました。

6年のママさんキッズは、「崖の上のポニョ」の曲に乗って、軽快なダンスと替え歌を披露。それはバーニングキッズの選手たちを讃える歌でした。

ポーニョ ポーニョ ポニョ 徳間の子

青い服着て やって来た

ポーニョ ポーニョ ポニョ 燃えている

真っ赤な炎の バーニング

藤沢ママのピアノの伴奏で、強く団結した若い歌声と可愛い踊りでした。もちろん、おやじキッズは手拍子で応援しながらも、うっとり見とれていました。

 

花束を贈りました。ありがとう!

後輩たちから激励のコール。

いつもの円陣は峰村監督。

みんなで記念撮影。

 

最後に、後輩たちから6年生へ力強い激励応援。最高に盛り上がりました。

万歳に代えて、いつもの円陣。元ダイナマイトキッズの峰村監督のご発声で、80人が肩を組んで気勢をあげました。

「うぉ〜〜〜、いくぞぉ〜、1、2、3、ダーー!!」

 

 こうして愛好会の第10期生が巣立っていきました。

心に沁みる「6年生を送る会」でした。とりわけ5年生の保護者の皆様には企画から運営までお世話になりました。ご支援に感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。