No、40                           01、3、29

 愛好会通信 

徳間ドッジボール愛好会

「チーム北斗」から学ぶ 

 25日(日)。チーム北斗と練習試合を行いました。

 実は「北斗」の前身「一重山ドッジ」は、平成4年夏の全国大会準優勝、翌年同大会3位の実績を持っています。伝統的な守りのチームで、1列フォーメーションを全国に先駆けて完成させ、普及させたチームです。

 今回の練習試合でも、腰が低くきれいに整った守備ラインとショットガン戦法からの安定した攻撃が見られました。こういう実践での体験(練習試合)はとても貴重で、一つ一つが勉強になりました。

 ドリームキッズは最初に3セットマッチを逆転で制する成果をあげました。特に、内野からの積極的なアタックが増え、以前より精神的に強くなってきました。しかし、後半で1セットマッチを2回連続で失ってしまい、接戦でのキャッチの集中力とアタッカー同士の連携に課題を残しました。

 レインボーキッズは初戦で相手のミスに突け込み、キャッチもがんばり、1点差を守りきって勝つことができました。ただ、セットの前半でファインキャッチが続くと波に乗って攻撃できるのですが、スタートでつまずくと一気に崩されるという弱さがありました。

 戦術的には、もっと繰り返して練習し「得意な攻撃パターン」をチームのものにする必要性を感じました。

 体育館の入り口でまず驚いたことは、北斗の選手たちが脱いだ靴をきちんとそろえて置いていたことです。また、練習試合の最初と最後に、お互いに元気に気持ちの良いあいさつを交わすことができたことは、(当たり前のようですが、)小学生同士の交流としてうれしいかぎりです。

 さて、北斗の監督・コーチの皆さんから、次のような評価をいただきました。ありがとうございました。

「徳間の選手は誰でも攻撃・守備について理解し、良く体が動いていましたね。どこからでも攻撃してくるので、対応に苦しみました。」

「ドッジの前に小学生としての心構え、気持ちができていました。」

「監督・コーチの皆さんが熱心で、みんなで協力しようとしている点がすばらしいです。」

「卒業したすばらしいチーム、先輩たちがいて、そういう先輩たちに直接学ぶことができることが有利ですね。」

 北斗の監督・コーチの皆さんとはすでに4年越しのお付き合いですが、いつも紳士的で礼儀正しく、思いやりを感じます。私たちも北斗の皆さんに学び、いただいた評価に甘んじることなく、さらに努力をしていきたいと思います。

【 練習試合の結果 】

ドリームキッズ 対 チーム北斗A  6:8 9:6 9:6 6:8 6:10

ドリームキッズ 対 チーム北斗B  9:4 8:2  11:1

レインボーキッズ 対 チーム北斗A  9:8  2:11 7:8  6:9

レインボーキッズ 対 チーム北斗B  11:3  11:1  11:2

 

全国からEメールが届いています

 返信遅くなり、申し訳ございませんでした。私のメールソフトの調子が悪くなってしまい遅くなりました。リンクについてはこちらも大歓迎です。

 このところ何かと忙しく、なかなか更新も出来なかった状態です。なるべく早めにリンクしたいと思いますので、よろしくお願いします。

 今回、めでたくクロネコカップ全国大会に東北代表として出場する事になりました。頑張ってきます。

  宮城県仙台市泉区館3-1-15 館ドッジボールクラブコーチ 村上俊哉

 アイアンヘッド笹口の古川です。

 わがチームの(北信越大会での)試合経過ですが、残念ながら予選リーグですら1位に届かずトーナメントにすすめませんでした。 予選リーグで1試合目11−1で勝利、2試合目引き分け、3試合目3−11で完敗でした。

 3試合目に対戦したファイヤーボンバーズは、負けはしましたが、監督も私もそして父兄たちも、負けてくやしいというより力の差が歴然で、かえってこんなすばらしいチームと対戦できたことが収穫だったと納得してしまいました。

 ファイヤーボンバーズは、次の試合で新潟1位のバイオレットファイターズ(普段わがチームと交流のある)と対戦、好勝負の末バイオに破れました。

 バイオレットファイターズは2位となり、久々に新潟からブロック代表が出たことが唯一うれしかったことです。

 できればわがチームが全国へという思いが当然なのでしょうが、また来年以降の大きな課題としてがんばっていこうと思います。

 来年のチームも募集により、なんとか成立することができました。もう1年続けてドッジを子供たちとできるのでほっとしております。新チーム始動は4月中旬からとなりますが、これからも交流いただけるよう宜しくお願い致します。

 また、近況をいれさせていただきます。

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  新潟市笹口1−26−8

  アイアンヘッド笹口 コーチ&HP管理者

  古川 智子

 いつもお世話になっております。単身赴任先の東京からメールしております。

 素晴らしいホームページができましたネ。ビックリです。長野県内のチームでこうしたホームページが正式に公開されたのは、初めてではないでしょうか???

 いずれにしてもおめでとうございます。

 クラブのあり方、子供や父兄とのコミュニティ、協力した体制などなど、参考になる事ばかりです。今後とも大いに参考にさせていただこうと思っております。タイムリーな情報掲載を期待しております。

(中略)

 今年初めてスタンドからクロネコ東北信地区大会を見ることができました。勝ち残ったのは大変力のあるチームだとは感じました。でも、試合展開に非常にムラがあるのが、強く印象に残っていました。

(中略)

 大変抽象的な言い方をしますと

「攻守とも安定した感じがしない。」

「投球や捕球に柔らか(しなやか)さがなくスピードを感じない。」

といったところでしょうか?

 県協会の一員として、また指導する立場として、ご一緒に探究していただければと勝手ながら思っております。

 長くなりまして申し訳けございません。今後ともよろしくお願いいたします。

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 長野県ドッジボール協会 競技委員会 副競技委員長

土屋 俊邦 (Tsuchiya Toshikuni)

 こんにちは、神奈川県相模原市の「けや木ドッジボール」でコーチをやらせてもらってます田中と申します。

 メールありがとう御座います。相互リンク是非お願い致します。 弱小チームですが、子供たちは、いつも真剣で優勝をと頑張っているもので、HPを開設させてもらいました。ルールは、少し違うとは思いますが、同じスポーツ『ドッジ』是非練習の仕方、投球の練習の方法、試合等、いっぱいあると思いますこれからもこの機会にお互いに情報交換していきましょう。宜しくお願い致します。

 当HPに掲示板を設けております。是非ハンドルネームでも結構ですから書き込み、及び貴チームの立派なHPのコマーシャル等に活用していただければ幸いです。

『たかがドッジ、されどドッジ』だと思います。 では、また・・・

「飯野マジックス オフィシャルウェブ」です。お世話になっております。

 リンクも続々と増えているようですね。

 もし少しでもお役に立てたのでしたら、何よりです。

「長野県オープンドッジボール大会」についても、貴重な情報ありがとうございました。

 遅ればせながら、感謝申し上げます。

 さてこの度、貴サイトをリンクさせて頂きたく、ご連絡した次第です。不都合等ございましたら、magics@po5.nsk.ne.jp までご連絡ください。

 ☆★☆――飯野マジックス(富山県)

 五日市東小でドッジボールをしている川本です。ホームページを拝見いたしました。

 しっかりと方針を出されてやっているところを見ると、私はまだまだ見習うべきところがあるなぁと感じました。

 ドッジを始めて2年目。でも,家庭の事情により,今年の夏の大会までしかできません。もし,それでよろしければリンクの方をお願いします。

 私は教員をしておりまして,チームの保護者の中から指導者を見つけだそうとしているところであります。

 徳間小の方々は,指導者の数もそろい,指導体制が確立しているのがわかります。

 また,そう言ったことでアドバイスいただければ幸いです。

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 五日市東D・B・S(広島県)

 川 本 弘 幸

 

 

クロネコカップ全国大会を観戦して

徳間ドッジボール愛好会コーチ 塚田定正

 326日(月)。小雨が降る中、千駄ヶ谷駅を降り、歩いて1分の東京体育館に足を踏み入れました。入り口正面の掲示板にはすでに予選リーグの結果が次々と書きこまれ、監督・コーチの皆さんが熱心にメモを取っておられました。

 広い体育館に3面のカラーコートが張られ、そこに全国10地区の予選を勝ち抜いた24チームのドッジ少年たちが競い合っていました。どの子の表情も晴れやかで、誇らしげに見えました。

 試合を観戦し、いくつか気づいた点を述べてみたいと思います。

  1. 基本の動作や戦術について
  2.  まず何といっても、基本の動きがきちんとできたチームばかりであること。パスの正確さと速さ、キャッチの姿勢と守備ラインのフットワークの速さ、試合運びのうまさ、そしてチームワーク、どれをとってもさすがに全国レベルです。良く練習し鍛えられているなぁー、と実感しました。安定感と滑らかな動きは見ていて芸術的な「美しさ」さえ感じます。

     戦術的には、やはり1列フォーメーションとショットガン戦法が主流でした。しかし、接戦になった時、あるいは劣勢に立っている時に得意な攻撃パターンを持っているチームがやはり逆転して勝っていました。「こうすれば必ず自分たちのリズムを取り戻せる…」という自信・信念のようなものが重要だと実感しました。

  3. 勝ち上がったチーム
  4.  北信越の代表チームに注目しました。福大附属小DBC‐Aは予選リーグ最終戦を強豪「ALL‐TAISON’S」と戦いました。一進一退の逆転の末、9:6で制しました。最後まで内野エースアタッカーの倉内君にボールを集め、内野から確実にポイントを上げてから外野へパス、それを受けて外野から内野復帰を果たしての勝利でした。白熱した好ゲームでした。

     結局、優勝したのは中国大会第2代表の「高須ドラゴンキッズ」でした。全国大会初出場で初優勝でした。準優勝は夏の大会優勝の「香椎浜ジェイソンズ」、予選リーグ5戦全勝で勝ち上がった「サザン’97」は3位に留まりました。3セットマッチ、しかも時間が実動制という過酷な条件の中、やはり強力アタッカーの力だけでは優勝できません。安定した守備と集中力、チームワークが最後の決め手となりました。

  5. 応援団の様子、ユニフォームなど
  6.  各チームの選手の服装を見てみました。Tシャツで出場していたのは2チーム。あとのチームはみな上下揃いのユニフォームでした。徳間ファイヤーキッズと同じユニフォーム(赤と黒と緑の縦縞)で出場しているチームが2チームあったのには、驚きました。

     決勝トーナメントに進めなかった「金剛寺ファイターズ」は最後まで同じ広島県代表の「高須ドラゴンキッズ」チームを友情応援している姿に好感を持ちました。選手たちは伝統の黄色と黒の縦縞ユニフォームでしたが、応援の保護者や家族の皆さんはお揃いのオレンジ色のTシャツを着て応援席から熱烈な声援を送っていました。手には全員、オレンジのうちわを持ってそれを打ち鳴らしながら…。

     応援団の団結力も大切な要素と言えます。

  7. 全国大会はドッジ少年たちの憧れのステージ

 全国で2834チームが参加するクロネコカップ大会は、今年で10回目になりました。主催は日本ドッジボール協会、後援は文部科学省と日本体育協会です。

 ドッジ協会の西山会長代行の言葉にもありましたが、ドッジボールは勝敗ばかりでなく、各自がベストを尽くすことや全国の友だちと交流すること、楽しい思い出を作ることが大事な目的です。今年は台湾から高雄市鎮昌隊というドッジチームを招待し、交流することもできました。言葉は通じなくても、同じルールで同じコートに立てば、自然に心は通じました。真剣勝負の後の固い握手は、きっとこれからもお互いの友情を育てることでしょう。

 青・赤・黄色に色分けされ整ったきれいなコート上で全国の強豪チームと試合ができる全国大会、それはドッジ少年たちの憧れのステージです。

 技術・体力・気力、そしてチームワークやマナー、どれをとってもハイレベルの全国大会は観客席で見ていても、思わず感激の涙が出てしまうほどすばらしい試合ばかりでした。

 皆さんも一度、参加・体験(出場)してみませんか?