Ｎｏ、６８　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０１、１２、２５

徳間ドッジボール愛好会

　２３日（日）、徳間小学校体育館で徳間地区の育成会の行事としてドッジボール大会（レクレーション）が行われました。

　役員の方にお聞きすると、地域の子どもたちの健全育成を願って、毎年いろいろな催し物が企画されているとのこと。今年は子どもたちの希望でドッジボール大会をすることになったそうです。

　体育館には子どもたちの歓声が響いていました。愛好会の選手たちもコート上でプレーするだけではなく、ラインズマンで活躍したり、同級生や低学年の子どもたちにルールを教えてあげたりしている姿があちこちで見られました。

　主審をしていたのは、竹腰コーチ。副審は神頭さんでした。

「この次はオーバーライン、きびしくとるよ。」

　ていねいにオーバーラインやダブルパス、５パスのルールを子どもたちに教えておられました。ただの遊びではなく、みんなでルールを守って仲良くドッジボールを楽しむ雰囲気が広がっていました。

　子どもたち自身が自分たちで何かを作り上げていく過程そのものが大切だと感じました。「何か」とは、「物」ではありません。人と人との間に生まれる「何か」です。

　ドッジボールを楽しむ中で大切にしたい（学びたい）のは、何よりも子ども同士の関わり方なのです。大人は子どもに「物」を与えるのではなく、遊び（学び）の場を与えてほしい…、大人も子どもといっしょになって遊ぶ中から、人が生きていくために大切な何かを学び合ってはいかがでしょう。

　子どもたちの笑顔とそれを見守る大人たちの温かい眼差しを感じて、心が和みました。

　来年度から、いよいよ学校週５日制が完全実施されます。学校の登校日数が減り、代わりに家庭と地域で子どもたちを育てる時間が増えるのです。地域の子どもを地域で育てるという社会教育の原点が今問い直されていると思います。

　こんな時勢の中で「徳間ドッジボール愛好会」の基本理念や活動の在り方も今問われていると思います。

　この課題を今後みんなで考え、話し合っていきましょう。

＝ 徳間地区育成会ドッジボール大会 Ｈ13、12、23＝
徳間地区の子ども会行事の一つとしてドッジボール大会が開かれました。低学年から高学年まで50名以上の子どもたちが集いました。 　ドッジで汗をかいた後は公民館に移動して、お母さんたちが作ってくれたおいしいカレーライスをいただきました。午後はお部屋で楽しいひとときを過ごしました。 　地区の役員さん、ありがとうございました。

　担任の先生が熱心で、いろいろ悩みながらも子どもたちと共に歩んでおられる姿に感銘を受けました。

　午前中に大雪が降ったため交通が不便な中を高丘小の皆さんがやってきました。体育館入り口であいさつを交わした後、早速練習を見学していただきました。

　高丘小の子どもたちは皆、真剣な表情で練習を見つめていました。その目には、初めて見るフットワーク練習やキャッチ練習の驚きと同時に、「クロネコ大会で勝ちたい！」という強い願いが光っていました。

　しばらくして、合同キャッチ練習が始まりました。

「おねがいしまーす！」「もう一本、おねがいしまーす！。」

　元気な声が体育館の天井に響きました。

　徳間の選手たちも負けずに大きな声で向かっていきました。

　実は、高丘小との出会いは、塚田コーチが県ドッジ協会の仕事で飯山のＮＴＴ大会、続いて中野市のＪＡ大会の運営でそちらへ出かけて行った時でした。大会当日、以前に徳間小から高丘小へ転校したＹさんと偶然再会し、担任の木原先生とお会いしました。

　ドッジボールを通してお互いの子どもたちが交流すること自体に大きな意義があると考え、見学･体験のお誘いをしました。

　その後、お互いにインターネットを通じて連絡を取り合い、この日を迎えました。

　木原先生は子どもたちと話し合ったり、保護者の方々の協力も得ながら今回の見学・体験を計画されたのです。

　高丘小のみなさん、ご苦労様でした。また、この次の大会で是非対戦しましょう。会場では、お互いにさわやかなあいさつを交わしましょう！