No.32 H17、9、21
ドッジボール通信 フレンドリードッジTOKUMA |
第2回保護者会で熱心に話し合い
19日夜、今年度第2回の保護者会が開催され、26名の参加で熱心な話し合いが行なわれました。ありがとうございました。
みなさん、これからもよろしくお願いいたします。
【保護者会の様子】
1、
クラブの基本理念(フレンドリードッジ)
・基本理念…ドッジボールを楽しむ、交流する。健全な青少年へのステップを大切に。心の育ちが大切。
・保護者会の立場…環境作りと支援、自主性とアイデア。子育ての悩みの相談・交流。
・子どもたちと関わる中で大人自身も成長するクラブに。
2、
監督・コーチの声
「昨年より仲間同士のけんかがずいぶん減った。ほとんどトラブルが起こっていない。」
「3年生は体外試合を経験し、子どもたちの意識が変わってきた。試合に出たいという子が増えてきた。」
「一方、上級生の投げる球は速いから怖いという子や『ぼくはすぐに当たってしまうから試合に出るのはどうも・・・。』という子もいる。」
「大人の言うことより上級生の言うことをよく聞いている姿勢が見える。あの4年生の球を捕ってみたいとか・・・、」
「以前はドッジボールをやりに来ているのか、遊びに来ているのか、分からないような傾向があったが、最近では子どもたちがドッジの練習に集中できるようになってきた。」
「どんなスポーツも同じだが、個人がボールに触っている時間は実際にはそんなに多くはない。ボールに触れる時間を大切にして、しっかり練習させたい。」
「投げるのは得意だが、キャッチが苦手という子が多い。逃げてばかりいないで、自分からボールを捕りにいけ!と指導している。」
「やめないで続けることが必ず力になる。大人はもっと子どもと多く接してほしい。」
「上級生の姿を見て憧れを感じ、目標を持って努力するようになることが自然。でも、時には上級生の球は強いし、怖い、と悩み迷う時もある。これも大切。」
「勝てば楽しい。強い球をキャッチできた時、相手をアタックできた時『もしかしたら、ぼくはうまい?!』と子どもは思う・・。こういうきっかけが大事。」
3、
子どもたちの様子…参加者の声
「うちの子はマイペースで競争が苦手。でも、ドッジボールから帰ってくると満足した顔になるので安心している。しばらく見守りたい。」
「家庭の事情もあるが、土曜日にドッジボールをやってもらうことがとてもありがたく思っている。すばしっこい面があるので、ドッジを喜んでやっている。」
「ドッジをやりに行っているはずなのに、体育館に行って何をやっているのかと疑問に思う時期もあったが、自分からやりたいと言った気持ちが続き、今ではドッジボールらしくなってきている。」
「とにかくドッジ大好き。強い球が投げられるようになって、高学年の練習や試合も見たがるようになった。いつかやめたいと悩む時期が来るかもしれない。でも反面、子どもが悩みをどう乗り越えていくか、親としてはそういう時期も楽しみ。」
「サッカーボールで練習していたが、最近、ドッジボールをほしがるようになった。」
「お兄ちゃんたちがドッジをやっていてドッジの環境はあったが、自分の意思で入会した。今1年生だが、目標は2年生のT君の強い球を捕る、T君を当てたいと言っている。」
「家に帰ってくるといつも、何回当てて、何回当てられたかと言って反省会をしている。今度は誰を当てたいとか目標を持っているらしい。監督コーチにはもっとしごいてほしい。」
「同じ保育園からの友だちがいなくてどうなるか心配だったけれど、徳間小に行ったらドッジをやると決めていたのですぐに友だちができた。今では少しずつ勝ち負けにこだわりを持ってきているようだ。」
「とにかく勝気でドッジ大好き。投げたくて仕方ない。でも、今日の練習を見ていたら、ちゃんとパスしていた。周りが見えてきたのかな?」
「家に帰ると友だちを当ててうれしかったと父に話をしている。ボールを味方の仲間同士で取り合っている姿から、やがてどういう姿に成長するか楽しみ。」
「家の中でゲームばかりの生活からドッジで汗を流す生活に変わった。学年を越えて友だちが増えたこともうれしい。」
「
「うちの子はドッジは好きだが、公式大会や試合が苦手。親から見ればイライラする時もあるが、いつスイッチが入るか楽しみでもある。」
「友だちに囲まれドッジ一筋の生活。チームプレーの大切さを感じてほしい。」
「家族の協力があって当たり前というように感じられる。もっと家族に感謝の気持ちを持ってもらいたい。」
「ダイナマイトキッズのM監督とは同級生。ダイナマイトキッズの成績を越えたい。」
【金星太郎のコメント】 今回、最初にお話させていただいた事例。当てられて外野に出たけれど足が痛くて泣き出してしまった1年生のA君。結局今日はお母さんのところには戻らずに、痛さを我慢して自分でボールを必死に投げて相手を当ててついに内野復帰を果たしました。誰も助けてくれない、自分ひとりで耐えたり解決したりしなければならない場面を、少年たちはどのように体験していくのでしょうか? 私たちのドッジボールクラブは少年たちのために、このような心の成長の機会をいくつも用意しているのです。「子育て悩み相談室」というのは、こういう少年たちの「心の成長の機会」を保護者の皆さん一緒に見つけていきましょう!と提案しているのです。 @、
遊びのドッジから勝負のドッジへ。子どもひとりひとりの現在の意識をどうとらえ、それにどう寄り添って、どう支援するか。内から沸いてくる本能としての「投げたい」「捕りたい」「走りたい」という欲求をどのようにチームプレーに進化させるのか。そのためにもっともっと子どもの心に迫るドッジボール活動を目指していきたい。 A、
子ども同士の関係はもちろんですが、子どもと家族との関わりも大切です。ドッジボールを通して子どもたちには自分らしさや個性・特性を思う存分発揮してほしいと願っています。家族の皆様にはこうした子どもたちの生(なま)の姿を直接体育館で見ていただきたい。そして、関わっていただきたいのです。さらにこれまで見せなかった新しい子どもの姿を家庭に持ち帰って家族の皆様に広げていただきたい。 B、
低学年には高学年と違ったドッジボールの特性があると考えます。フレンドリードッジクラブでは高学年の指導をそのまま低学年に当てはめることはしていません。こういうドッジ指導面での共通理解と話し合いをこれからも粘り強く継続していきたいと思っています。 今後とも皆様の温かいご支援とご協力をよろしくお願いします。 |
4、
活動計画
(略)
5、
支援隊の結成・・・子どもたちと遊び隊
・オヤジキッズ(隊長 土屋さん 副隊長 藤沢さん・大沢さん・山崎さん 隊員 下田さん・金星さん)
・ママさんキッズ(隊員 日下部さん・中村さん・・・他多数)
・事務局・・・大沢さん(1年保護者にも協力を依頼)スポーツ保険の手続き、会計、等。
・練習サポート隊・・・一応の目安でクラスごとに当番を回します。都合のつく日で結構ですので、体育館で子どもの世話をお願いします。(鍵の受け渡し、怪我の応急処置、家庭への連絡、ケンカの仲裁、等)
6、
その他
・スポーツ保険について(怪我した時はすぐに事務局さんに手続きを!)
・連絡網の作成。